防音材の種類

マンションの防音工事費用は100万円?200万円?

防音材は、遮音材、吸音材、防振材の3種類に分けられます。
しっかりした防音を行うには、1種類だけでは不十分で3つを組み合わせることが大切です。

遮音材

音を遮るもので遮音効果を高めるため面密度の大きい材料を使用します。遮音材には次のようなものがあります。

・石膏ボード
石膏を主成分とした素材を練って板状に加工した建築材料です。遮音性だけでなく加工性、耐火性に優れていて壁や天井の内装の下地などに使用されます。安値で丈夫なことも特長の一つです。

・鉛シート
防音効果は質量が大きいほど効果があるため壁に鉛を使うのは極めて有効です。シートやパネルに加工して販売されていますが、鉛は公害物質でもあることからメーカーによっては、環境に与える影響を考慮して販売や製造を中止しているところもあります。

吸音材

音の反射や共振などを防いで音を吸収する効果がある材料です。周波数が高い音の軽減に効果があって、壁や天井ボードの内側に取り付けます。代表的な吸音材には次のようなものがあります。

・ウレタンフォーム
ポリウレタン樹脂を主成分とし、発泡させたもので吸音材だけでなくクッション材、断熱材、防水材、シーリング材、床材、塗料など幅広く使用されています。吸音に使用する場合は、外壁と内壁の間に入れ込みます。

・グラスウール
短いガラス繊維でできた綿状の素材で、優れた吸音材として知られていますが、防火性も高いことがわかっています。さらに最近では、耐水耐候性のあるグラスウールも開発されています。グラスウールを内蔵した防音ドアや内装材など防音建材として広く使用されています。

・ロックウール
玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成されますが吸音材の他に断熱材としてよく使用されています。繊維間に詰まった空気が音のエネルギーを吸収する効果があります。

防振材

振動を吸収・抑える素材のことで、遮音材には防振の効果がないため、遮音材の内側に敷いたり挟み込んで使用されます。また、パッキンのように直接振動部に取り付けるものもあります。防振材には次のようなものがあります。

・防振ゴム
振動の伝達波及を防止するために用いられるゴムのことです。ゴムの特性から緩衝、防音の面にも優れた効果を兼ねそなえています。音には空気音と固体音がありますが、防振ゴムには固体音を防ぐために大変効果的です。

・ゴムシート
弾性があり耐摩耗性、小さな防振・防音の効果に優れています。マンションのフローリングなどで防振対策として使用される場合があります。その際に紙シートなどを下に敷き、真ん中がゴムシート、上にカーペットを敷くと防音・防振床になります。

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